経済産業省は、サステナブルな蓄電池サプライチェーンの構築にむけて、検討を行うため、「蓄電池のサステナビリティに関する研究会」を新たに立ち上げた。蓄電池は、自動車の電動化や再生可能エネルギーの普及に必要となる調整力のカーボンフリー化等のグリーン化やデジタル化の進展の要となる、「新たなエネルギー基盤」であり、今後需要が急激に拡大していくことが見込まれている。他方、蓄電池は、製造工程や廃棄過程で温室効果ガス(GHG)を排出し、またリチウムを始めとする高品質の資源を大量に使用するため、環境問題や社会問題への対応など、サプライチェーン全体において、サステナビリティの向上に向けた取組が求められている。このため、同研究会を開催し、サステナブルな蓄電池サプライチェーンの構築にむけて、1)蓄電池のライフサイクルでのGHG排出量の見える化、2)蓄電池のリユース・リサイクルの促進、3)材料の倫理的調達の担保、4)これらを実現するためのデータ流通といった論点について検討を行う。第1回研究会は令和4年1月21日にWEB形式で開催する。
情報源 |
経済産業省 報道発表資料
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機関 | 経済産業省 |
分野 |
地球環境 環境総合 |
キーワード | 再生可能エネルギー | ライフサイクル | 経済産業省 | 温室効果ガス | グリーン化 | 蓄電池 | デジタル化 | リチウム | 蓄電池サプライチェーン | カーボンフリー化 |
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