島根県は、斐伊川水系京橋川に重油が流出した水質事故について発表した(第2報)。令和4年2月2日、島根県警察本部より京橋川へ油が流出しているとの通報を受け、松江県土整備事務所はオイルフェンスの設置など対応を進めている。解体工事中の建物(松江市)の重油タンクから雨水の排水管などを通って京橋川へ流出したとのこと(流出量:不明)。発生日から4日にかけて、河川内で水鳥(カモ類)14羽の死骸が確認されており、流出油の付着によると考えられている。河川内の魚類のへい死はない。河川の水面に油膜、周辺に臭気が認められるも、これまでの河川への油流出対策と河川内の油回収作業により、新たな油流出・拡散は抑えられているという。