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 新潟市、石油流出対策で経産省へ要望書を提出・河川への影響懸念

発表日:2022.01.19


  新潟市は、石油流出対策事業に関する支援についての要望を経済産業省に提出した。同市秋葉区内では令和3年夏ごろより石油が湧出し、河川に流出する事象が発生している。下流域への流出が懸念される状況にあることから、「廃止石油坑井封鎖事業費補助金」を活用した封鎖などを検討したが、封鎖による周辺の石油坑井へ影響が不明なこと、山頂部での作業となることから工事難航が想定され、対応が難しい状況にあった。現在、オイルフェンスや吸着材などを用いて河川への流出を防ぎ、ひしゃくで回収した石油をバキューム処理する非効率的な作業が続いているとのこと。今回、経済産業省へ、1)湧出した石油の回収・処分に要する費用、2)石油の湧出原因を調査する費用の財政支援を要望した。石油が河川へ流出すると、水道水のほか、工業用水・農業用水などへ影響することから、財政支援を要望に至ったという。

情報源 新潟市 報道発表資料(PDF)
機関 新潟市
分野 水・土壌環境
キーワード 経済産業省 | 財政支援 | 吸着材 | 新潟市 | オイルフェンス | 石油流出対策事業 | 要望 | 廃止石油坑井封鎖事業費補助金 | バキューム処理
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