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 サッポロ、焼酎4Lペットボトルを軽量化・使用プラ削減

発表日:2022.03.09


  サッポロビール(株)は、「甲乙混和芋焼酎『こくいも』やわらか」に使用している取っ手付き4Lペットボトルを軽量容器に順次変更する(2022年3月下旬製造予定分より実施)。サッポログループでは、ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)が清涼飲料PETボトルの軽量化について先行的な取組を推進している。2014年の濃縮還元レモン果汁容器におけるプラスチック使用量削減を皮切りに、2017年以降は各種清涼飲料のPETボトル本体およびキャップの軽量化を本格化している。グループ全体では、2019年7月に「サッポログループ容器包装ビジョン」を策定し、「循環型社会に対応した容器包装の100%使用」を打ち出し、2021年10月に発表した「サッポログループプラスチック方針」ではグループの事業で使用する容器包装以外のプラスチックにも対象を広げている。「こくいも」は、甕(かめ)貯蔵酒を一部使用し、まろやかなコクと芳醇な香りを訴求する焼酎で、2012年3月に紙パック(内容量:1.8 L)で発売された。その後、顧客ニーズなどを踏まえ、2013年3月に4Lペットボトルが追加されている。同社は、今回の取り組みによりプラスチック使用量を年間約16 t、CO2排出量を年間約61 t削減できると試算している。また、顧客が4Lペットボトルを購入する際の負担軽減効果も期待できる、と考えている。こうした具体例を積み上げ、サッポログループプラスチック方針における段階的な取組(例:減量化等のプラスチック削減に係る取組)を着実に進め、循環型社会構築への貢献を目指すという。

情報源 サッポロビール(株) ニュースリリース
機関 サッポロビール(株)
分野 地球環境
環境総合
キーワード 循環型社会 | 容器包装 | ペットボトル | 減量化 | 紙パック | プラスチック使用量削減 | サッポログループ容器包装ビジョン | 軽量容器 | サッポログループプラスチック方針 | 焼酎
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