環境省は、環境測定分析統一精度管理調査に関する令和3年度調査結果を公表した。同調査は、環境測定分析の信頼性の確保及び精度の向上を図る観点から、分析機関の測定分析能力の資質向上を目指して、昭和50年度から実施しているもの。今回、1)基本精度管理調査は、模擬排水試料(一般項目等:COD、BOD(硝化抑制有り)、TOC、全燐、ふっ素及びその化合物、ほう素及びその化合物)および高等精度管理調査(模擬水質試料:ノニルフェノール等・模擬大気試料:模擬PM2.5粒子、無機元素)。その結果、公的機関137、民間機関370、計507機関から回答があり、1)は、室間精度CVはBOD(21.2%)を除いて2.79~7.76%と良好、2)模擬水質試料(ノニルフェノール等)では、室間精度CVが従前の調査において大きな値となる傾向があり、同年度においても同様に27.1%と大きな値となった。なお、調査結果は、測定分析統一精度管理調査ウェブサイトで確認できる。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 |
キーワード | 環境省 | ノニルフェノール | 分析機関 | 環境測定分析 | 基本精度管理調査 | 高等精度管理調査 | 模擬大気試料 | 模擬水質試料 | 土模擬排水試料 | 測定分析統一精度管理調査 |
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