環境省は、環境測定分析統一精度管理調査に関する令和2年度調査結果を公表した。同調査は、環境測定分析の信頼性の確保及び精度の向上を図る観点から、分析機関の測定分析能力の資質向上を目指して、昭和50年度から実施しているもの。今回、1)基本精度管理調査は、土模擬排水試料(一般項目等):COD、BOD、全窒素、亜硝酸性窒素、硝酸性窒素及びアンモニア性窒素、2)高等精度管理調査は、模擬水質試料(農薬):シマジン、イソプロチオラン、フェノブカルブ及びフィプロニル、3) 同調査・模擬大気試料:ニッケル、亜鉛、鉄、鉛及びアルミニウムを調査項目として実施。その結果、公的機関137、民間機関367、計504機関から回答があり、1)は、室間精度CVはBOD(20.7%)を除いて2.79~6.68%と良好、2)模擬水質試料では、室間精度CVは13.2~16.6%と、過去の調査時と比較して、改善若しくは同等、模擬大気試料では、室間精度CVは亜鉛(16.6%)を除いて、3.60~4.28%と良好であった。なお、調査結果は、測定分析統一精度管理調査ウェブサイトで確認できる。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 水・土壌環境 |
キーワード | 環境省 | 分析機関 | 環境測定分析 | 基本精度管理調査 | 高等精度管理調査 | 模擬大気試料 | 模擬水質試料 | 土模擬排水試料 | 測定分析統一精度管理調査 |
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