国内ニュース


 国交省、環境性能に優れた船舶導入を行う「海運事業者」の計画を認定

発表日:2022.03.23


  国土交通省は、2021年5月に成立した海事産業強化法に基づき、環境性能等に優れた船舶(特定船舶)の導入に取り組む海運事業者と、事業基盤強化計画の認定を受けた造船事業者が策定した特定船舶導入計画を認定した。海運事業者及び事業基盤強化計画の認定を受けた造船事業者は共同で、特定船舶の導入に向けた計画(特定船舶導入計画)を策定し、国土交通大臣に提出することができ、この計画が所定の認定要件を満たすと認められる場合は、 国土交通大臣は当該計画を認定することとなっている。今回、「自動カイト(凧)システムを搭載したLNGを燃料とする大型ばら積み貨物船の導入(川崎汽船(株)、ジャパン マリンユナイテッド(株))」、「硬翼帆(こうよくほ)式風力推進装置(ウインドチャレンジャー)を搭載する大型ばら積み貨物船の導入((株)商船三井、大島造船所(株))」、「LNGを燃料とする大型ばら積み貨物船の導入(日本郵船(株)、大島造船所(株))」、「船尾形状の改良や高効率エンジン・プロペラの採用により、省エネ性能の向上を図ったセメント専用船の導入((有)昭進汽船、(株)三浦造船所)」の4件を認定した。今回の認定は、同法に基づく認定第1弾であるという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 環境総合
キーワード 日本郵船 | 商船三井 | LNG | 環境性能 | 川崎汽船 | ばら積み貨物船 | 硬翼帆 | ウインドチャレンジャー | 海事産業強化法 | 特定船舶
関連ニュース

関連する環境技術