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 世田谷区、本庁舎工事エリアのケヤキを活用する試みを紹介

発表日:2022.04.01


  世田谷区は、本庁舎等整備工事で、残存・移植が難しいケヤキなどの樹木について、活用・再利用していく試みを紹介した。区民の参加を呼びかけ、本庁舎のケヤキ並木を新庁舎に継承していく。世田谷区庁舎のケヤキ並木が作る広場の風景は、平成25年に同区が地域風景資産選定されている。しかし、本庁舎等整備工事に先立ち、工事エリア内の樹木を診断した結果、状態が悪く、残存させることが困難な樹木や移植の難しい樹木等があることが分かった。令和3年度は、これらの樹木について、伐採・処分するだけでなく、新庁舎で活用・再利用する試みを行い、今回「けやき等の木を活かすワークショップ」レポートとして公開した。ケヤキは区民参加型で製材し、一輪挿し等に再利用した。移植可能なケヤキは、根回しを行い存続させた。また、区役所敷地内に芽を出した樹木を苗木として採取しており、新庁舎が竣工した際に植樹することも検討していくという。

情報源 世田谷区 新着情報
機関 世田谷区
分野 自然環境
キーワード ワークショップ | 世田谷区 | 移植 | 本庁舎 | 整備工事 | 残存 | ケヤキ | ケヤキ並木 | 地域風景資産 | 参加型
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