世田谷区は、「まちの生きものしらべ2021」の実施方法を紹介し、参加を呼びかけている。同調査は、チョウやカブトムシなどの生きものが、たくさん住む世田谷にするために、どう暮らしていけばいいのか、「どんな生きもの」が、「どこ」に、「どれだけ」いるのかを調べて、生きものたちの今を知る目的で区内で実施するもの(調査期間:令和3年5月1日~10月13日)。令和元年の調査結果としては、ヤモリ(351件)、アゲハチョウ類(254件)、カマキリ類(125件)、カブトムシ&クワガタ(98件)、カナヘビ&トカゲ(49件)、ツバメの巣(49件)、クマゼミ(49件)、オナガ(36件)、ヒキガエル(34件)、コウモリ(32件)等の報告がされている。調査キット「生きものしらべ調査シート」と「生きものしらべガイドブック」をダウンロードし、庭・公園などで生きものを探し、調査シートに、自分で見つけた生きものの名前、見つけた場所、日にちや時間などを書いて、同区まちの生きものしらべ2021係に報告することで参加できる。特に令和3年度は、「タヌキ」に着目しているという。