新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、関東圏バイオファウンドリ拠点の一部が稼働を開始し、2022年度内に人材育成プログラムなどを実施すると発表した。関東圏バイオファウンドリ拠点は、NEDOが「カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発(事業期間:2021~2026年度)」において整備を進めている施設群。同事業は、政府が掲げる「バイオ戦略2020」に基づき、「微生物や植物などの生物を用いた物質生産(バイオものづくり)」に関するスケールアップ検証や試作、人材の育成などを行うもの。今回、同事業の実施者(委託先)であるGreen Earth Institute(株)が、三井化学株式会社茂原分工場にある最大1500Lの発酵槽を備える実証設備(Green Earth研究所サテライト研究施設)と、Green Earth研究所のサテライト研究施設(仮称:バイオファウンドリ研究所、所在地:千葉県木更津市)の既存設備の稼働を開始する。千葉県内の企業や大学、研究機関などの利用者が開発した有用な生産候補株(スマートセル)の商用生産を想定し、プロセスの最適化やスケールアップ検証を行うとともに、人材育成プログラムを実施する。グローバルバイオコミュニティ構想の一翼を担い、当該分野のプラットフォーム構築を目指し、利用者を募りつつ、2026年度までに16件以上のバイオ由来化合物の実用化に向けた生産実証に取り組むという。
情報源 |
(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構 プレスリリース
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機関 | (国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構 Green Earth Institute(株) |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 人材育成 | 木更津市 | スマートセル | バイオファウンドリ | バイオ戦略2020 | 関東圏バイオファウンドリ拠点 | カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発 | バイオものづくり) | グローバルバイオコミュニティ | バイオ由来化合物 |
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