東京都板橋区が「絵本がつなぐ『ものづくり』と『文化』のまちの実現~子育てのしやすさが定住を生む教育環境都市~」をタイトルとして「SDGs未来都市」に応募した提案が内閣府に選定された。「SDGs未来都市」とは、SDGsの理念に沿った基本的・総合的取組を推進しようとする都市・地域の中から、特に、経済・社会・環境の三側面における新しい価値創出を通して持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い都市・地域として、内閣府が募集・選定しているもの。板橋区は、イタリア・ボローニャ市との交流や、印刷産業が多く立地する区の特徴を活かし、これまで「絵本」に関する取組をブランドとして捉え、「絵本のまち」として様々な事業を展開してきた。1994年から、外国の文化に触れ国際理解を育むために英語とイタリア語の絵本の翻訳作品を募集するコンテストを実施。2004年には「いたばしボローニャ絵本館」が開館し、ボローニャ市から寄贈された本を含め世界100言語、3万冊の本を所蔵している。区は2022年の「SDGs未来都市」に「絵本」を軸とした教育環境都市をテーマに応募し、採択された。どこでも身近に、誰でもわかりやすく理解できる「絵本」は、「誰一人取り残さない」SDGsの理念に通じていることから、この「絵本」とSDGsの基本理念をもとに、ユニバーサルで持続可能なまちづくりを実施していくという。
情報源 |
板橋区 報道発表資料
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機関 | 板橋区 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | SDGs | SDGs未来都市 | 板橋区 | 絵本 | 教育環境都市 | ボローニャ市 | 印刷産業 | 絵本のまち | いたばしボローニャ絵本館 | ユニバーサル |
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