高松市は、下水汚泥を利用したバイオマス発電に、さぬき麺業株式会社(本社:高松市、創業:大正15年)がうどん製造工程から発生する「廃棄うどん」を提供することで協定を締結した。同市では、再生可能エネルギーの有効活用により環境負荷の低減を図るため、東部下水処理場(同市屋島西町)において、下水汚泥を利用したバイオマス発電を行っている。更なる発電量の増加を目指し、食品廃棄物の利用の可能性を検討する取組を行っており、その中で「廃棄うどん」の投入量に比例してメタンガスの発生が増加することが確認されていた。今回、さぬき麺業と協力協定を結び、「廃棄うどん」の提供を受け、既存設備の実機に「廃棄うどん」を投入し、基礎データを収集する実験を行うことになった。この実験は、“うどん県”香川県で「うどん」をバイオマスとして利用するという話題性のある取組であり、さらには、食品ロス削減やクリーンエネルギー創出によりゼロカーボンシティの実現にも貢献できるという。
情報源 |
高松市 市長活動報告
さぬき麺業(株) お知らせ |
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機関 | 高松市 さぬき麺業(株) |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | バイオマス発電 | バイオマス | 下水汚泥 | 食品廃棄物 | 下水処理場 | メタンガス | 高松市 | 食品ロス削減 | 廃棄うどん | うどん県 |
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