環境省は、放射線の健康影響に係る差別・偏見をなくすことを目的とした「ぐぐるプロジェクト」の令和4年度キックオフミーティングを開催した(開催日:令和4年6月30日)。福島第一原発事故の被災地における放射線の健康影響について、4割の人が「次世代以降に健康影響がある可能性が高い」と思っている現状を改善するため、同省は令和3年7月に「ぐぐるプロジェクト」を立ち上げた。今回のキックオフミーティングでは、福島第一原発事故による被ばくで、次世代に放射線の健康影響があるという認識が差別偏見につながらないようにぐぐるプロジェクトの取組があることを説明した(第1部)。第2部は「メッセージの伝え方・伝わり方」をテーマとした公開講座で、大阪大学感染症総合教育研究拠点副拠点長が基調講演が開催された。メッセージを発するに当たり、同じ意味でも発し方や受け手によって、感じ方が変わることについて解説がされた。また、広島大学副学長、長崎大学教授、福島県立医科大学主任教授、大阪大学教授によるディスカッションが行われ、震災当時の経験を交え、メッセージの持つ効果に関連するエピソードを披露した。同会議は令和4年7月11日に環境省 YouTube 上で公開される。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 環境総合 |
キーワード | 大阪大学 | 健康影響 | 放射線 | 公開講座 | 東京電力福島第一原子力発電所事故 | 風評被害 | キックオフミーティング | ぐぐるプロジェクト | 差別 | 偏見 |
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