環境省は、ぐぐるプロジェクトフォーラムを開催した(開催日:令和5年2月22日)。東京電力福島第一原子力発電所の事故後の健康影響について、原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)では「放射線被ばくが直接の原因となるような将来的な健康影響は見られそうにない」と評価しているという。一方、福島における放射線の健康影響について、全国で6割が理解をしている一方で、次世代への「健康影響が起こる可能性が高い」と“誤解されている”と同省は考えている。同プロジェクトは、放射線の健康影響に関する差別を無くすことが目的。放射線に関する知識だけではなく、誤解やそこから生じる差別・偏見について考える過程により参加者同士で学びを深めていく。今回のフォーラムは、令和4年度のぐぐるプロジェクトの活動を総括するためのイベント。「伝わらないメッセージを斬る」をテーマとしてディスカッションが行われた。なおラジエーションカレッジの優秀者の表彰も行われた。
情報源 |
環境省 報道発表資料
ぐぐるプロジェクトフォーラム 報道資料(PDF) |
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機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 |
キーワード | セシウム | 原発事故 | 行動経済学 | 東京電力福島第一原子力発電所事故 | ぐぐるプロジェクト | ラジエーションカレッジ | 差別 | 国連科学委員会 | 放射線被ばく | 誤解 |
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