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 洋上風力発電に係る環境アセスメントの情報収集を実施する海域を公募 環境省

発表日:2022.09.05


  環境省は、着床式洋上風力発電における環境影響評価等の合理化を図り、導入を促進することを目的として情報収集を実施する海域を都道府県から公募すると発表した(公募期間:令和4年9月5日から10月7日)。我が国では、2050年カーボンニュートラルの実現と、2030年度の温室効果ガス排出量46%削減するとしており、削減目標の実現に向けて、再生可能エネルギーの最大限の活用が求められている。このためには、導入ポテンシャルの高い洋上風力発電の導入を促進することが重要。同公募は、今後導入が見込まれる海域における情報収集を実施し、取りまとめた情報をデータベースから事業者や地方公共団体に提供することで、現在設置が検討されている着床式洋上風力発電における環境影響評価等の合理化を図り、導入を促進することを目的としている。採択された海域では、環境影響評価手続における準備書の作成に必要な情報収集として、文献調査、ヒアリング調査及び現地調査(騒音、希少猛禽類、渡り鳥、一般鳥類、生態系、海生生物、景観等を想定して実施する予定。情報収集で得た情報は、希少種の情報等、一部の秘匿情報を除き、環境省がデータベースにおいて公開し、発電事業者等に提供するとしている。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
環境総合
キーワード 再生可能エネルギー | 渡り鳥 | 生態系 | 騒音 | 環境影響評価 | 洋上風力発電 | カーボンニュートラル | 着床式 | 猛禽類 | 海生生物
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