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 福岡市、「飲む海水」のデザイン一新 淡水化した海水をボトリングして10年

発表日:2022.08.26


  福岡市水道局は、海水を淡水化してボトリングした飲料水「飲む海水〜玄界灘の水〜」のデザインを一新した。同市の水道の水源の多くは、市街域に頼っており、一部は海水を淡水化して使用している。同市では、水の大切さを多くの市民に知ってもらうため、平成24年より同飲料水を販売しており、これまでに約2万7千本を販売してきた。今回、同市の水道事業が創設100周年の節目となるのをきっかけに、「飲む海水」のデザインを変更する。ペットボトルからアルミボトルに変更することで、プラスチックを削減し、リサイクル率を高める狙い。またアルミボトルにすることで、保存期間が10年間となり、災害用備蓄水としても活用できるようになる。「飲む海水」は福岡市役所本庁舎1階「ユニバーサルカフェ」にて販売する(140円/本)。販売収入のうち一部(100円/本)は水源地域・流域の植樹の苗木代に活用されるという。

情報源 福岡市 記者発表資料
機関 福岡市
分野 水・土壌環境
環境総合
キーワード 海水 | 飲料水 | リサイクル率 | 植樹 | 福岡市 | 水道局 | プラスチック削減 | 淡水化 | 飲む海水 | アルミボトル
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