相模原市は、市内小中学校で「SDGs給食」を実施する。今回の取組では、市内21か所の小・中学校等で、環境に配慮した飼料で育った豚肉(優とん)を使用したポークカレーを提供する。この飼料は、(株)日本フードエコロジーセンターが開発した発酵飼料(エコフィード)で、食品工場や流通過程で発生する余剰食品、小売店や給食センターで発生する売れ残りや調理屑を利用して製造されたもの。この取組は、相模原青年会議所が中心となり、行政、企業、食品ロス削減に取り組む団体等が連携して実施する。あわせて、給食の調理を行うスタッフや食育に関する専門家等が授業を行い、「食育」とSDGsの理解促進につなげる。なお、令和4年9月15日には、津久井中央小学校にて、相模原市長が児童とSDGs給食を喫食するという。