大阪ガス(株)の100%子会社のDaigasエナジー(株)は、赤穂市上下水道事業と、「赤穂下水管理センター消化ガス発電事業」に関する基本協定を締結した。下水汚泥処理の過程で発生する消化ガスは、メタンを主成分とする可燃性ガスであり、都市ガスの半分ほどの熱量を持つバイオガス。再生可能エネルギーの中でも下水由来の安定的な都市資源であり、地球温暖化対策のひとつとして有効利用が期待されている。今回の消化ガス発電事業は、民間の資金とノウハウを活用した「民設民営方式」による下水処理場での消化ガス発電事業であり、Daigasエナジーが赤穂市から借り受けた下水管理センター内の事業用地に発電設備(消化ガスエンジン24.5kW×2台、発電容量49kW)を建設する。同センターで発生する消化ガスのうち余剰の消化ガスを活用してバイオマス発電を行い、FIT制度を利用して20年間の発電事業を行う。この発電事業にあわせ、バイオガスで発生させた蒸気を活用する消化ガス増加技術の実証実験についても検討し、消化ガスの発生量増加による発電量の増加と更なる汚泥廃棄量の削減を目指す。
情報源 |
Daigasグループ プレスリリース
赤穂市 ニュースレポート(PDF) |
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機関 | 赤穂市 Daigasグループ |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル 環境総合 |
キーワード | 大阪ガス | バイオガス | 下水処理場 | 消化ガス | 消化ガス発電 | FIT制度 | Daigasエナジー | 赤穂市 | 赤穂下水管理センター | 民設民営 |
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