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 ヤンマーエネルギーシステム(株)、佐賀市下水浄化センター向けバイオガスコージェネレーションシステムの契約を締結

発表日:2010.07.07


  ヤンマーエネルギーシステム(株)は、佐賀市下水浄化センター消化ガス発電事業について、佐賀市と正式に契約したと発表した。下水浄化センターで発生する未利用の消化ガス(バイオガス)でガスエンジンコージェネレーションシステムを運転し、発電と同時に排熱を有効活用することにより、温室効果ガスの排出抑制と下水浄化センターの運営経費削減を同時に実現するという。同システムの導入による温室効果ガス削減効果は、年間約1169トン(杉立木換算:8万3500本分/年間)になる見込み。同システムは、25kWという小型コージェネレーションを複数台設置することで、消化ガスの発生量の変動に応じて、最適台数で運用が可能であり、メンテナンスや故障時の停止リスクを分散できるなどの特長がある。なお、同社のバイオガス仕様マイクロコージェネレーションは、受注物件も含め、これまでに21物件69台が採用されているという。

情報源 ヤンマー(株) ニュースリリース
機関 ヤンマー(株)
分野 地球環境
キーワード コージェネレーション | CO2 | 温室効果ガス | バイオガス | 発電 | 下水 | 排熱 | ヤンマー | 佐賀市 | 消化ガス
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