環境省は、2022年12月1日に中国主催によりオンライン形式で開催された「第23回日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM23)」の結果を公表した。同会合は、北東アジアの中核である日本・中国・韓国の三カ国の環境大臣が一堂に会し、本地域及び地球規模の環境問題に関する対話を行い、協力関係を強化することを目的に、1999年から開催している(2020年はコロナ禍により延期)。今回、各国の環境政策の進展、地球規模及び地域の環境課題及び環境協力に係る三カ国共同行動計画の進捗状況等について意見交換を行い、共同コミュニケを採択した。共同行動計画に掲げられた各優先分野の協力活動の主要なものは、1)大気環境改善、2)3R、循環経済、ゼロ・ウェイスト都市、3)海洋・水環境管理、4)気候変動、5)生物多様性、6)化学物質管理と環境緊急対応、7)グリーン経済への移行、8)環境教育・市民啓発及び市民関与となっている。共同コミュニケでは、日中韓三カ国共同行動計画に基づく取組の進捗とCOP27のシャルム・エル・シェイク実施計画を含む成果及び、プラスチック汚染に関する条約の策定を目指すUNEA5.2の採択決議を歓迎するとともに、ポスト2020 生物多様性枠組の採択に向けた取組を再確認した。なお、次回の会合(TEMM24)は2023年に日本主催により開催される。
情報源 |
環境省 報道発表資料
第23回日中韓三カ国環境大臣会合 共同コミュニケ |
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 環境総合 |
キーワード | 気候変動 | グリーン経済 | 日中韓三カ国環境大臣会合 | 水環境管理 | コミュニケ | 大気環境改善 | ゼロ・ウェイスト都市 | COP27 | TEMM23 | 日中韓 |
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