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 上高地集団施設地区再整備基本構想策定に向けた公開ヒアリングを開催 環境省

発表日:2022.12.07


  信越自然環境事務所は、上高地集団施設地区再整備基本構想(上高地未来構想)策定に向けた公開ヒアリングを開催すると発表した(開催日:令和4年12月16日・23日)。中部山岳国立公園の利用拠点である上高地では、平成26年7月に「上高地ビジョン2014」が策定され、上高地の目指す姿の実現に向けた取組を推進している、また、中部山岳国立公園南部地域利用推進協議会で取り組んでいる「松本高山Big Bridge構想」では、上高地のさらなる磨き上げが重要だが、上高地の有する景観や歴史・文化、地形・地質の成り立ちといった価値や魅力を十分に活かし、伝えきれていない現状があり、野生動物対策(クマ・サル等)や梓川河床上昇に係る災害対策など、観光利用者へのリスク周知の具体化も含めた、総合的な取組方針の検討が必要となっている。これを踏まえ、中部山岳国立公園管理事務所では「保護と利用の好循環」を実現するため、自然環境と調和した将来のあるべき上高地、とりわけ環境省所管地である上高地集団施設地区の目指す姿を「上高地未来構想(仮称)」として整理する予定であり、今回、これまで検討してきた構想の概要を示すし、各界の有識者を招いて、各々の立場から上高地の将来像を語っていただくための公開ヒアリングを開催するという。

情報源 信越自然環境事務所 報道発表資料
機関 信越自然環境事務所 環境省
分野 自然環境
キーワード 野生動物 | 上高地 | クマ | 信越自然環境事務所 | ヒアリング | 松本高山Big Bridge構想 | 梓川 | 上高地集団施設地区再整備基本構想 | 上高地未来構想 | サル
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