福島県いわき市にある水族館「アクアマリンふくしま」は、飼育展示している『バショウカジキ』の飼育日数が2022年12月11日に76日を迎え、世界最長記録となったことを公表した。同種は、高速で遊泳したり、体表が傷つきやすいことなどから採集・搬送・飼育が非常に難しく、世界でも展示は稀。アクアマリンふくしまの「潮目の海・黒潮水槽」では、外洋で回遊するカツオやマグロ類がイワシの群れを襲うなど、自然界で繰り広げられる「食う・食われる」の関係を水槽内に再現している。かねてから大型の捕食者としてバショウカジキの展示に挑戦している。2008年には13日間予備飼育水槽での飼育に成功し、2009年には75日間、2020年には55日間の飼育展示に成功していた。2009年の飼育記録が世界最長記録となっていたが、今回、越前水産(株)の全面協力により状態の良い個体の採集が実現し、同館が持つ世界最長記録を更新した。
情報源 |
アクアマリンふくしま 最新の生き物情報
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機関 | アクアマリンふくしま |
分野 |
自然環境 |
キーワード | いわき市 | 捕食者 | 飼育 | 展示 | 水族館 | アクアマリンふくしま | バショウカジキ | 世界最長記録 | 越前水産 |
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