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 内海岸へのポリタンク漂着状況(北九州市、第2報)

発表日:2023.01.16


  北九州市は、内海岸へのポリタンク漂着状況を公表した。同市では、季節風・海流の影響等により、昨シーズン同様に本市海岸へのポリタンクの大量漂着が懸念されるとして、北九州市危機管理マニュアル「危険物品等の大量漂着対策マニュアル」に従い、海岸線のパトロール等を行っている。令和4年12月15日には30個のポリタンクを回収(既報)していた。これら回収したポリタンクの内容物を北九州市保健環境研究所で分析したところ、ポリタンクの主な内容物は塩酸であり、重金属類も確認されたという。同市は、漂着したポリタンクには有害な液体や物質が含まれている恐れがあるため、漂着物を発見しても、決して手を触れずに北九州市環境局産業廃棄物対策課まで連絡してほしいと呼び掛けている。また、今回新たに若松区の海岸に計20個のポリタンクの漂着を確認・回収した(回収日:2023年1月13日)。今回若松区北西部海岸に漂着したポリタンクは、昨年度の漂着物と同形状(約20L)であり、青13個、白4個、灰3個となっている。回収ポリタンクのうち、5個にハングル、1個に中国語の表記があり、酸性を示す液体は入っていなかったという。

情報源 北九州市 記者発表資料
機関 北九州市
分野 ごみ・リサイクル
水・土壌環境
キーワード 北九州市 | 海流 | 塩酸 | 漂着 | ポリタンク | 危険物品等の大量漂着対策マニュアル | 北九州市保健環境研究所 | 季節風 | 大量漂着 | 重金属類
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