国内ニュース


 水セキュリティレポート報告会(2/20・21開催) 環境省とCDP

発表日:2023.01.27


  環境省は、(一社)CDP Worldwide-Japanとの共催により、「CDP水セキュリティレポート2022報告会× Water Project」の開催概要を発表した。同省では、水循環基本法の理念に基づき、健全な水循環の維持・回復に向けた取組を推進するため「環境省Water Project」を平成26年8月に発足。同省が関係主体間で連携・協力できる場を作り、民間企業等の主体的・自発的・積極的な活動を推進してきた。一方、CDPは、イギリスで設立された国際的な環境非営利団体(NGO)であり、「人々と地球にとって、健全で豊かな経済を保つ」ことを目的に活動している。2000年発足当初は「カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(Carbon Disclosure Project)」が正式名称だったが、現在は、カーボン以外にも水セキュリティやフォレストも対象になったことから、略称のCDPを正式名称となっている。CDPは、投資家、企業、自治体に働きかけ、環境インパクトに関する情報開示を促しており、CDPの情報開示システムは世界経済における環境報告のグローバルスタンダードとなっている。気候変動に関心がある機関投資家の支持を受けており、日本でも2005年から活動している。今回の報告会は「健全な水循環・生物多様性と環境経済学(仮題)」をテーマにした基調講演や、「CDP水セキュリティ調査の取組と2020評価結果について」についての報告、パネルディスカッション等が行われる(事前申込制、定員:1,000名程度、開催日:令和5年2月20日・21日)。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 水・土壌環境
環境総合
キーワード 生物多様性 | 水循環 | NGO | CDP | CDP Worldwide-Japan | CDP水セキュリティレポート | 環境非営利団体 | 水セキュリティ | 環境経済学
関連ニュース

関連する環境技術