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 鹿児島市、「脱プラスチック」に関するWS(全3回)の成果を紹介

発表日:2023.01.31


  鹿児島市は、令和4年度脱プラスチック生活チャレンジ事業を実施し、活動内容を報告した。プラスチック製品のポイ捨てなど不適正な処理で、2050年までに海洋中のプラスチックの量が魚の量を超えるという予測がある。同市は、海洋プラスチックや、リデュース・リサイクルなど資源循環の取り組みについて理解を深める目的で、鹿児島大学南九州・南西諸島域イノベーションセンター特任教授を講師として、全3回のワークショップを実施した(令和4年10月~11月)。ワークショップ1回目は、海外からの漂着物も多い吹上浜で、海岸に何が漂着しているかを学びながら、海岸で見つけた漂着物を使ったアート作品を作成した。ワークショップ2回目は、桜島溶岩なぎさ公園近くの海岸で、プラスチックごみを回収した。鹿児島湾内のこの公園と、外海に接している浜の漂着物との違いを考えるとともに、発泡スチロール、ペットボトル、食品の包装など45品目に分類し、品目毎の個数を数えて分析を行った。ワークショップ3回目は、鹿児島港の清掃作業を行う清掃船の見学や、かごしま水族館のバックヤードツアーを行った。また、ワークショップの最後には、実際に起こっている海洋プラスチックごみによる鳥や魚などの生物への影響等の講義により、ワークショップを通して学んだことを振り返り、今後一人ひとりがどのような取組みをするかを考えたという。

情報源 鹿児島市 新着情報一覧
機関 鹿児島市
分野 ごみ・リサイクル
キーワード ワークショップ | 資源循環 | 鹿児島市 | 海洋プラスチック | プラスチック製品 | かごしま水族館 | アート作品 | 脱プラスチック生活チャレンジ事業 | リデュース・リサイクル | 清掃船
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