コクヨはカナダのChopValue Manufacturing社の日本法人と共同で、「使用済み割り箸をリサイクルしたオフィス家具(以下『再生オフィス家具』)」を開発した。コクヨは2030年までに循環型商品の売上高を80%以上とする目標を掲げている。一方、ChopValueは使用済み割り箸をリサイクルし、板状の素材に加工して家具や内装材としてアップサイクルする技術・ノウハウを持っている。今回の共同開発では、両社の技術と知見を活かし、使用済み割り箸を活用した内装材を用いたオフィス家具の開発や検証を行う。日本国内で回収した割り箸は高品質な内装材として生まれ変わり、コクヨのオフィス家具の構造と組み合わせてデスクやテーブル、ラックなどを開発する。第1弾の試作品として、使用済み割り箸をリサイクルした内装材を用いたテーブルが制作された。コクヨは、働く・暮らす・学ぶの実験場の創出を目指す「THE CAMPUS」プロジェクトを推進している。2021年に東京品川オフィス及び東京ショールームをオープンし、社員や地域住民が利用できるパブリックエリアを含む多機能なスペースを設置している。「THE CAMPUS」では使用済み割り箸の計測を開始し、資源循環の実例を示すことで環境意識の啓発と行動変容を促進するという。
情報源 |
コクヨ ニュースルーム
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機関 | コクヨ(株) ChopValue Manufacturing Japan(株) |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | 環境配慮型 | 資源循環 | サステナビリティ | 内装材 | 環境意識 | 行動変容 | サーキュラーエコノミー | 割り箸リサイクル | オフィス家具 | 高品質素材 |
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