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 環境省など、アジア太平洋気候変動適応情報プラットフォームの枠組文書を策定

発表日:2023.03.23


  環境省は、(国研)国立環境研究所と(公財)地球環境戦略研究機関との協働により「アジア太平洋気候変動適応情報プラットフォーム(AP-PLAT)」の枠組文書を策定した。AP-PLATは、同省の主導により、アジア太平洋地域内の各国政府、自治体、関係機関、民間セクター等と連携し、気候変動リスクを踏まえた意思決定と実効性の高い適応を推進するため、2019年6月に立ち上げられたプラットフォーム。AP-PLATには、1)気候変動リスクや適応事例等の知見・情報の発信、2)適応策立案等に関する支援ツールの開発・提供、3)適応計画、適応プロジェクト、適応策の策定、実施などに関する人材育成・能力強化という3つの活動の柱があり、賛同する各機関が知見を共有し、実用的なパートナーシップ構築を目的としている。今回策定された「AP-PLAT Framework for Action 2023-2025」は、パートナーシップを構築し、適応の重点課題における協働の取組を推進するための活動方針を定めた文書となっており、AP-PLATの目的と意義、当面の優先的な課題、賛同機関の定義や期待する連携成果と合意形成のあり方などを記載している。また「Strategy for Capacity Development Program 2023-2025」は、AP-PLATの活動の三本柱の一つである能力強化の活動を重点的に推進するために策定した文書で、能力強化プログラムにおける戦略や優先的な活動、能力強化パートナー機関の定義や期待する連携成果、合意形成のあり方を記載している。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省 国立環境研究所 (公財)地球環境戦略研究機関
分野 地球環境
キーワード 国立環境研究所 | 適応 | 地球環境戦略研究機関 | 気候変動リスク | アジア太平洋地域 | アジア太平洋気候変動適応情報プラットフォーム | AP-PLAT
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