環境省は、令和5年度「使用済衣類回収のシステム構築に関するモデル実証事業」の採択案件を公表した（公募期間：令和5年5月19日～6月19日）。同事業は、先進的な使用済衣類回収のシステムを構築しようとする地方公共団体、リユース関連事業者又は市民団体を支援する目的で、地域の実情に応じた創意工夫による再使用（リユース）・再生利用（リサイクル）・熱回収に関する取組のうち、新規性・先進性があり、調査・検討のみではなく実効性のある取組であることを要件として公募したもの。令和5年8月17日付けで実証事業3件を採択しているが、今回、2件を追加で採択した。採択されたのは地域プロモーション会社の（株）京葉十二社広告社）が提案する「こども服交換会・フォーマル服レンタルの会・こども服おゆずり会」および徳島県上勝町にある複合施設「上勝町ゼロ・ウェイストセンター WHY」を運営する（株）BIG EYE COMPANYの「使用済み衣服の広域回収＆循環プロジェクト『KURU KURU Fashion Project』」。