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 カーボンリサイクル産学官国際会議(第5回) カーボンリサイクル燃料への期待も

発表日:2023.09.28


  経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「第5回カーボンリサイクル産学官国際会議」の成果を公表した(開催日:令和5年9月27日、於:ヒルトン広島・オンライン併用、参加者数:会場229名・オンライン589名)。会議では、各国の産学官による講演・パネルディスカッションのメッセージを取りまとめた総括文書で、e-fuel、e-methaneを含むカーボンリサイクル燃料がカーボンニュートラル実現に向け重要な役割を果たすことや、カーボンリサイクル製品の更なる世界的な市場創造のため、カーボンリサイクルの環境価値の測定と評価の仕組みが必要と指摘された。また、産学官及び企業間・地域間連携がスタートアップを含む企業のカーボンリサイクルの取組を後押しする可能性、広島県や大崎上島のカーボンリサイクル実証研究拠点の取組が社会実装に向けて重要な役割を果たすこと等を確認した。また、カーボンリサイクルの社会実装に向けた日本の直近1年間の取組として、CCUS/カーボンリサイクルを含むカーボンマネジメントのG7合意文書への反映や「カーボンリサイクルロードマップ」策定などの進捗を「プログレスレポート」として取りまとめられ、発信されたという。

情報源 経済産業省 ニュースリリース
機関 経済産業省 (国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構
分野 地球環境
環境総合
キーワード ロードマップ | 広島市 | カーボンマネジメント | CCUS | カーボンリサイクル | カーボンリサイクル産学官国際会議 | e-fuel | e-methane | カーボンリサイクル燃料 | ヒルトン広島
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