佐賀県の地場産業や伝統産業の異業種11社からなる「SAGA COLLECTIVE協同組合」は、前年度の取り組みの実績をまとめた「サステナビリティレポート」を公開した。SAGA COLLECTIVEは、「佐賀の文化と伝統を紡いでいくために自分たちができることは何か?」をテーマに活動しており、「地域の環境を守り、未来の産業を守る」というビジョンを掲げている。環境保全や地域社会へ配慮する「エシカル」を軸に、「地球と人と社会に優しい」という観点で、環境負荷低減の可視化と削減を進めている。組合各社と商品のCO2排出量を測定し、その削減に取り組んでおり、2022年度は温室効果ガス(GHG)の直接排出量(scope1)を2.5%、電力による間接排出(scope2)を22.4%、全体で約15%のGHGを対前年比で削減した。削減しきれなかったCO2排出量410トンは、佐賀県が保有する「多良岳・有明海の森」間伐促進プロジェクト由来のオフセット・クレジット購入により相殺。これにより、同組合11社のうち、6社が商品と、会社全体を脱炭素化した。「脱炭素」の取り組みは日本でも2050年カーボンニュートラル実現に向け動き出しており、地場産業が各社単独で取り組むには難しい課題であるが、地場産業を代表する企業で構成されたSAGA COLLECTIVE協同組合は、このテーマに率先して取り組むとしている。
情報源 |
SAGA COLLECTIVE NEWS
〔参考〕SAGA COLLECTIVE サステナビリティリポート 2023(PDF) |
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機関 | SAGA COLLECTIVE 佐賀県 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 温室効果ガス | 佐賀県 | 有明海 | エシカル | サステナビリティレポート | Scope2 | Scope1 | SAGA COLLECTIVE協同組合 | 地場産業 | 伝統産業 |
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