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 環境省、サンゴ礁生態系保全行動計画を策定

発表日:2010.04.27


  環境省は、サンゴ礁生態系保全行動計画を策定したと公表した。近年、陸域からの汚染や水温上昇による白化現象など、生物の多様性が豊かなサンゴ礁生態系は危機的な状況にある。同省は、サンゴ礁生態系の保全及び持続可能な利用を促進し、地域社会の持続的な発展を図ることを目的に、同行動計画を策定した。作成にあたっては、平成20年度から平成21年度にかけて、専門家や関係省庁、関係都県及び学会の協力と参加を得て会議や分科会を開催し、検討を行った。同行動計画では、サンゴ礁生態系の保全の基本的方針である「サンゴ礁生態系保全調和型社会の形成」、「連携と協働」、「科学的認識と予防的・順応的態度」を示すとともに、1)サンゴ礁生態系保全の基礎となる取組、2)持続可能なサンゴ礁生態系の利用、3)サンゴ礁生態系の保全について、現状と課題、取組の方向性を整理し、今後5年間程度のサンゴ礁生態系の保全及び持続可能な利用の推進に資する具体的な行動計画を示した。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 生物多様性 | 生態系 | 環境省 | 行動計画 | サンゴ礁 | 持続可能 | 白化
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