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 (独)物質・材料研究機構、火力発電とジェットエンジンのCO2排出削減に貢献する「(株)超合金」の本格稼働を開始

発表日:2010.04.28


  (独)物質・材料研究機構(NIMS)は、同機構が支援を行うNIMSベンチャー企業として設立され、火力発電とジェットエンジンのCO2排出削減に貢献することを目指す「(株)超合金」が本格稼働を開始したと発表した。同社は、耐用温度の高い各種超合金(単結晶、一方向凝固、鍛造など)のライセンス供与をNIMSから受けている。これらの超合金は、火力発電やジェットエンジン用のガスタービンの熱効率向上に寄与することから、燃料消費量を低減させ、CO2排出量を削減する効果がある。同社は今後、こうした耐熱性能の高い超合金が広範に活用されるよう、国内外の企業・大学・研究機関等向けに、その試験用素材の製造・販売を行うとともに、超合金に関する豊富な知識を活かしたコンサルティングなどを展開することで、CO2排出量削減への貢献を目指すという。

情報源 (独)物質・材料研究機構(NIMS) プレスリリース
機関 (独)物質・材料研究機構(NIMS)
分野 地球環境
キーワード 燃費 | CO2 | 火力発電 | 物質・材料研究機構 | ガスタービン | ジェットエンジン | NIMS | 超合金 | ベンチャー | 熱効率
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