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和歌山県・ENEOS・花王・サントリー、SAFへの資源化で連携
発表日：2024.01.10
和歌山県は、ENEOS、花王及びサントリーホールディングスと「和歌山県におけるサーキュラーエコノミーの実現に関する包括連携協定」を締結した（締結日：令和6年1月10日）。同県では、地域の特性を踏まえた産業創出や広域的な資源循環ネットワーク構築を目指し、「わかやま資源自律経済ビジョン」を2023年10月に策定しており、ビジョン実現に向けた取組として、家庭用の使用済み食用油を回収し、SAFの原料へと資源化する仕組みの構築を目指し、家庭用の使用済み食用油の回収実証の実施を予定している。3社は、同ビジョンの策定に参画するとともに、各企業は同県内の市町との資源循環に関する連携実績を有している。今後、同ビジョンの実現にむけた取組を推進するため、4者が包括的に連携し、それぞれの資源とネットワークを有効活用するため、同協定の締結に至ったという。同協定では、同県が地域資源循環モデルの先進地域となること、和歌山らしさを取り入れたサーキュラーエコノミー型産業の振興、資源循環を通じて自信と愛着を持って暮らせるまち和歌山の創出等を目的として、県内の未利用資源・事業活動から生じる連産品の資源化。県内の産学官連携のネットワーク構築。県内の未利用資源を有効活用するための県民への啓発・周知活動等で連携していく。
