(株)竹中工務店は、環境と事業収益向上に貢献する「都心型2層フロアデータセンター」を開発したと発表した。これは、これまで広く普及している二重床タイプのデータセンターに比べ、空調ランニングコストとCO2排出量を60%以上削減し、サーバラックの設置スペースを1.3倍増加させた、グリーンIT対応型のデータセンターである。今日、クラウドコンピューティングの増大や省エネ法施行などを受け、データセンターの需要はますます高まるとともに、そのスペース利用効率の向上や省エネ性能の向上が求められている。こうした中、今回開発されたデータセンターは、サーバ室フロアの下に高さ約2mのフロアを設置した2層フロアの大スパンのトラス構造になっており、空調機の一部を床上・床下に分離して設置できるため、サーバラックの設置スペースが増えるほか、通気性も高まって空調効率も向上するなど、いわば“構造と空調”を融合させたシステムになっているという。
情報源 |
(株)竹中工務店 ニュースリリース
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機関 | (株)竹中工務店 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 省エネルギー | CO2 | 竹中工務店 | グリーンIT | 空調 | データセンター | 省エネ法 | クラウドコンピューティング | 設置スペース | トラス構造 |
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