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 南・東アジア地域生物多様性国家戦略および行動計画ダイアローグ

発表日:2024.02.02


  環境省は、「南・東アジア地域生物多様性国家戦略及び行動計画(NBSAP)ダイアローグ」の結果を公表した(開催日:令和6年1月23日~26日)。生物多様性国家戦略及び行動計画(NBSAP:National Biodiversity Strategies and Action Plan)は、生物多様性条約に基づき各締約国が定める生物多様性の保全と持続可能な利用に関する国の基本的な計画。同会合には、南アジアと東アジア地域11か国の政府関係者24名と関連国際機関等を含む、計14か国約80名が参加。政府全体・社会全体のアプローチや目標設定、モニタリング計画の作成等のNBSAPに係る各国の経験が共有され、今後の課題や解決策等について、対話形式で議論が行われた。また、生物多様性資金や能力開発に係る今後の方策について議論があり、重要な見解と行動のポイントについてまとめた提言では、各国のNBSAP策定・改定に当たり、利害関係者の関与と同意を得る重要性、国・地域レベルでの人材育成と技術能力の向上に対する長期的な投資の必要性、各国へ提供される支援と各国のニーズ・優先事項を合わせることの重要性等が盛り込まれたという。同省では、自然環境局長が開会式で挨拶を行ったほか、各プログラムにおいて我が国のNBSAPに係る経験を発表し議論に貢献した。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 生物多様性 | ダイアローグ | 自然環境 | 東アジア | 生物多様性国家戦略 | 南アジア | NBSAP | 生物多様性行動計画
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