和歌山県のアドベンチャーワールドは、動物堆肥で栽培した玉ねぎの寄贈を発表した。同施設では、循環型パークの取り組みとして、ゾウやキリンなど草食動物の糞や食べ残しをパークの堆肥場で発酵させて作った堆肥を利用して、試験的に野菜を栽培している。玉ねぎは、2023年11月に3,000本の苗をパーク内の畑に植え、2024年4月に約2,800個が収穫、社員食堂での提供のほか、動物の食材にも利用している。同施設では、多くの玉ねぎが収穫できたことから、社会貢献活動の一環として、約1,000個の玉ねぎを、白浜町で自殺予防や生活環境が困難な子どもたちを支援している「白浜レスキューネットワーク」に寄贈する。