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 やよい軒から収集する廃食用油を国産SAFの原料として提供

発表日:2024.05.17


  定食レストラン「やよい軒」などを展開するプレナスは、日揮ホールディングス、レボインターナショナル、SAFFAIRE SKYENERGYと共同で、使用済み食用油を国産の持続可能な航空燃料(SAF)製造の原料として供給することに合意した。プレナスグループは2024年4月末現在、「やよい軒」を国内に361店舗、「ほっともっと」を2,444店舗展開しており、同社が掲げる「5つのビジョン」に基づき、サステナビリティ活動を推進、廃食用油の再利用を行っている。今回、やよい軒の一部店舗から出る廃食用油をSAFの原料として提供することで、CO2排出削減と気候変動対策への貢献を目指し、関東1都6県のやよい軒124店舗から出る廃食用油をSAFの原料として提供、年間最大約220トンの供給を見込んでいる。また、レボインターナショナルは、店舗から廃食用油を収集、SAFFAIRE SKYENERGYの製造装置に引き渡す。SAFFAIRE SKYENERGYは、2024年度下期から2025年度初頭にかけて、大阪府堺市で建設中の日本初の国産SAF製造プラントで、廃食用油を原料としたSAFを製造する予定で、年間約3万キロリットルを生産する計画である。日揮HDは、廃食用油を原料とするSAF製造事業に関するサプライチェーンの全体構築を主導し、年間約560トンのCO2削減を見込んでいる。

情報源 (株)プレナス ニュースリリース
機関 (株)プレナス 日揮ホールディングス(株) (株)レボインターナショナル (同)SAFFAIRE SKY ENERGY
分野 ごみ・リサイクル
キーワード CO2削減 | SAF | 日揮ホールディングス | レボインターナショナル | やよい軒 | プレナス | SAFFAIRE SKYENERGY
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