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 電気バスを多目的に活用するサービスを通じて離島のカーボンニュートラルに貢献

  九州電力と芙蓉総合リースは、鹿児島県知名町（沖永良部島）のホテル送迎バスを対象として「九電でんきバスサービス」を開始した。このサービスは、電気バスを活用した自治体や民間企業向けソリューションサービス事業化の第一号案件である。自治体や民間企業向けに、電気バスや充放電器設備、導入コンサルティングやエネルギーマネジメントなどのソリューションサービスをパッケージとして、定額制（サブスクリプション）で提供するサービスとなっている。知名町は、和泊町とともに2022年4月に環境省の脱炭素先行地域に選定され「ゼロカーボンアイランドおきのえらぶ」として様々な事業を展開している。今回、同町経営の「おきえらぶフローラルホテル」の送迎バスにサービスを導入、九州電力と長期間のサービス契約が締結されている。九電グループが保有するエネルギーサービスや充放電マネジメントと、芙蓉リースグループのモビリティ物流分野のリース・ファイナンス関する知見を用いてさまざまな地域の自治体や民間企業等の運輸や交通部門の電化を図り、カーボンニュートラルの実現に向けて当該サービスを推進していくという。