環境省と国際エメックスセンターは、「里海づくりの推進に関する協定書」を締結した(締結日:令和6年5月27日)。同省では、全国の閉鎖性海域等の沿岸域で、生物多様性や生物生産性を確保する豊かな「令和の里海づくり」活動を推進している。また、瀬戸内海、チェサピーク湾(米国)、バルト海(北ヨーロッパ)、地中海(南ヨーロッパ)など、閉鎖性海域の環境保全問題解決のため、国際的な交流を目的とした組織である国際エメックスセンター(EMECS:Environmental Management of Enclosed Coastal Seas)では、閉鎖性海域に関し、様々な主体間の有機的ネットワークを構築、国際的で学術的な交流を推進するとともに、調査研究と研修の実施並びに活動に対する支援等の事業を行っている。本協定書は双方の事業への協力や専門的知見の共有、里海づくりに関わる関係団体のネットワーク形成等を連携して実施することを目的としている。お互いが有する知見や活動を補完・融合させ、沿岸域の生物多様性等の保全と地域資源の利活用の好循環を目指した里海づくりの取組を推進し、里海づくりに取り組む地域社会の発展に寄与することを目指す。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 (公財)国際エメックスセンター |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 生物多様性 | 環境省 | ブルーカーボン | 自然共生サイト | 地域社会の発展 | 藻場・干潟 | 国際エメックスセンター | 里海づくり | 協定書 |
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