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 世界初のバイオマス混合ガス化技術、実証試験スタート

  新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）と大崎クールジェンは、2024年9月21日に「CO2分離・回収型IGCCにおけるバイオマス混合ガス化技術開発」の実証試験を開始した。これは、CO2分離・回収設備を備えた石炭ガス化複合発電（IGCC）にバイオマス燃料を混合する世界初の試みであり、カーボンニュートラルを目指すものである。本事業では、バイオマス燃料を大規模に導入した場合のプラント全体への影響を確認し、CO2分離・回収型酸素吹IGCCにおけるバイオマス燃料の適応可能性を実証することを目的としている。これにより、CO2回収率90％以上を達成し、カーボンリサイクル技術の発展にも寄与することが期待されている。