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 インド太平洋地域はスナギンチャク類のホットスポットだった!

発表日:2024.09.27


  琉球大学理学部のジェイムズ・ライマー教授らの研究チームが、西オーストラリアおよびインドネシア東部でカイメン(海綿動物)と共生するスナギンチャク類の新種6種を発見した。この研究成果は、動物学の学術雑誌「Contributions to Zoology」誌に掲載された。研究チームは、自然史博物館に収蔵されたカイメン標本を再調査することで、新種を発見した。これにより、自然史博物館の収蔵品が未知の生物多様性を明らかにする重要な資源であることが示された。特定のカイメン類と共生するスナギンチャク類の多様性が解明され、西オーストラリアおよびインドネシア東部がこの共生関係のホットスポットであることが確認された。【解説】スナギンチャク類は、サンゴやイソギンチャクと同様に浅海から深海にかけて生息する底生の海洋生物。

情報源 琉球大学 研究成果
機関 琉球大学
分野 自然環境
キーワード 生物多様性 | 共生関係 | スナギンチャク | 新種発見 | カイメン | 自然史博物館 | 西オーストラリア | インドネシア東部 | ミニセンナリスナギンチャク | 同定表
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