環境省は、「二国間クレジット制度(JCM)資金支援事業のうち水素等新技術導入事業」の令和6年度公募を行い、応募案件の中から1件を採択した。同事業は、これまでJCMプロジェクトとなった実績のない先進的な脱炭素技術の導入を支援するもの。今回採択された案件は、地球環境センター(GEC)が令和6年4月15日から同年6月28日までの間に募集を実施し、有識者で構成される審査委員会による審査を経て、日本とJCMパートナー国との合同委員会で採択が確認された。採択されたのは、(株)マクニカがタイで実施する「亜熱帯地域における水素を利用したペロブスカイト太陽電池システムの実証事業」である。この事業では、亜熱帯環境下での耐久性や大気汚染下での性能、タイの自家発電システム関連の規格適合性、エネルギー管理システム(EMS)の検証が行われる。
情報源 |
環境省 報道発表資料
地球環境センター 公募情報 |
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機関 | 環境省 (公財)地球環境センター |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 水素 | 大気汚染 | 実証事業 | エネルギー管理システム | ペロブスカイト太陽電池 | 二酸化炭素排出抑制 | JCMパートナー国 | 脱炭素技術 | 亜熱帯環境 | 自家発電システム |
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