三菱総合研究所(MRI)は、サステナビリティ経営が日本のウェルビーイングを高めることに注目し、企業価値向上と社会課題解決を両立させる経営のポイントを提言した。本レポートでは、サステナビリティ経営の実践を通じて、企業価値向上とインパクト創出を両立する方法や、日本でのサステナビリティ経営の拡大方策について詳述している。---気候変動や経済格差などの社会課題が山積する中、ウェルビーイングが新たな豊かさの指標として注目されている。MRIは「ポストコロナ社会のウェルビーイング」でウェルビーイングのあり方を示し、「MRI版ウェルビーイング指標」を開発した。この指標は、持続可能な社会と地球に支えられて人間のウェルビーイングが最大化することを示している。本提言では、非財務資本投資が企業価値に与える効果や、企業活動が社会・環境に与えるインパクトの測定と経営への活用方策を明らかにしている。非財務資本への投資は、数年の時間差をもって企業の全要素生産性(TFP)や株価純資産倍率(PBR)を押し上げる効果があり、インパクト測定・マネジメント(IMM)を用いて社会・資本市場からの評価に繋げる方向性を提示している。
情報源 |
三菱総合研究所 エコノミックインサイト
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機関 | (株)三菱総合研究所 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 持続可能性 | 企業価値 | ウェルビーイング | サステナビリティ経営 | インパクト創出 | 非財務資本 | TFP | PBR | IMM | 統一インパクト指標 |
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