産業技術総合研究所(産総研)は、バイオ炭生産と発電を同時に行う新技術を発表した。産総研が開発した新システムは、熱電変換ユニットと断熱材を組み合わせた炭化炉を用いることで、バイオ炭の生産性を向上させ、廃熱を利用して発電するもの。1093 kgの木材から916 kgのCO2を固定し、7.4 kWhの電力を回収できる。電力インフラが整備されていない山間部での利用が期待され、ひいては未利用バイオマス資源の活用を促進し、地域循環型エコシステムの中核的な技術となる可能性がある。
情報源 |
産業技術総合研究所 研究成果一覧
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機関 | 産業技術総合研究所 |
分野 |
ごみ・リサイクル 環境総合 |
キーワード | 発電 | 断熱材 | カーボンニュートラル | バイオ炭 | CO2固定 | ネガティブエミッション | 未利用バイオマス | 炭化炉 | 熱電変換ユニット | 地域循環型エコシステム |
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