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 群馬大など、腐らずにCO2を固定する木質系ブロックを紹介

発表日:2021.04.20


  群馬大学と同大発ベンチャーの(株)グッドアイは、両者が連携・開発したウッドチップブロックの施工実績を紹介した。同製品は特許技術「防草効果及び/又は抗菌効果を有する金属を含有するウッドチップモルタル組成物(出願人:群馬大学ほか2社)」を基に、(株)グッドアイが商品化したもの。セメントとウッドチップを混ぜ合わせ、銅イオン、銀イオンを吸着させた特殊なブロックで、雑草や雑菌の繁殖防止効果に加え、路面の冠水を緩和する効果等が期待できる。今回、中之条町(群馬県吾妻郡)にある道の駅の外構において、石畳風のデザイン性を醸し出す材料として採用された。今回使用したブロックのウッドチップは同町産であり、当該技術により腐敗しにくいという特長を有している。2021年4月27日に現地で行う記者会見を契機として、同製品の使用が未利用バイオマスの循環利用、地産地消モデルであることや、CO2固定に役立つことなどを訴求していくという。

情報源 群馬大学 プレスリリース
(株)グッドアイ プレスリリース
機関 群馬大学 (株)グッドアイ 群馬県吾妻郡中之条町
分野 地球環境
環境総合
キーワード CO2固定 | 中之条町 | 道の駅 | 地産地消モデル | ウッドチップブロック | 防草効果 | 抗菌効果 | 銅イオン | 銀イオン | 未利用バイオマス
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