国内ニュース


 合成生物学で世界に挑む、早稲田大学の学生たち

発表日:2024.11.18


  早稲田大学公認サークルiGEM-Wasedaは、プラスチックゴミ問題をバイオテクノロジーで解決する研究プロジェクト「PET TWINS」に取り組んでいる。このプロジェクトは、PETaseという酵素を用いてPETを分解するシステムを開発し、環境浄化を目指すもの。2024年10月にパリで開催された合成生物学の国際コンペティション「iGEM Grand Jamboree」に出場し、環境浄化部門1位、複合遺伝子部品部門1位、大学生チーム部門で総合世界10位以内の評価を獲得した。iGEM-Wasedaは、理工系の学生を中心に構成され、実験班、シミュレーション班、社会実装班の3つの班に分かれて活動している。今後も合成生物学の発展に貢献し、さらなる成果を目指して活動を続けていくという。「今回到達できなかったiGEM大会における世界1位も、最大の目標の一つです。直接の研究への参加、間接的な支援を問わず、関心を持ってくださる方のプロジェクトへの参加を心より歓迎いたします。」とのこと。

情報源 早稲田大学 ニュース
機関 早稲田大学
分野 ごみ・リサイクル
キーワード 環境浄化 | 早稲田大学 | バイオテクノロジー | 合成生物学 | 社会実装 | 学生団体 | プラスチックゴミ | PETase | iGEM | 国際大会
関連ニュース

関連する環境技術