電子部品大手の太陽誘電と東北大学は10月1日に、「高温エネルギー変換デバイス」の技術開発を促進するための共同研究部門を開設した。──高温エネルギー変換デバイスとは、発電や水素製造などの高温環境で動作するデバイスの総称である。近年注目を集めている固体酸化物形燃料電池(SOFC)や固体酸化物形電解セル(SOEC)がその代表格だ。使用材料の耐久性やデバイスの熱暴走防止、高温環境での長期間の安定性・信頼性の確保が実用化の妨げとなっている。今回、太陽誘電の素材開発技術ノウハウと東北大学の先端研究リソース(グリーンクロステック研究センター等)を活用し、発電や水素製造に用いる高温エネルギー変換デバイスの評価・解析技術の向上と高信頼性の確保を目指す。SOFC/SOECの早期社会実装が期待される。
情報源 |
太陽誘電 News
東北大学 プレスリリース |
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機関 | 太陽誘電(株) 東北大学 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 発電 | 水素製造 | 持続可能なエネルギー | 社会実装 | 解析技術 | 高温エネルギー変換デバイス | 評価技術 | 高信頼性 | グリーンクロステック | SOFC/SOEC |
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