経済産業省は、クリーン開発メカニズム(CDM)及び共同実施(JI)に係るプロジェクトの政府承認審査結果を発表した。今回承認されたプロジェクトは、三菱商事(株)によるウズベキスタンでの硝酸工場におけるNO2除去6件と中国での水力発電4件、及びポーランドでの硝酸工場におけるNO2除去1件、(株)デンソーによるメキシコでの工場内エア消費の省エネ改善1件、東洋製罐(株)によるタイでの低環境負荷型の製缶ライン導入1件、関西電力(株)によるシンガポールでの排熱回収プロジェクト1件、北海道電力(株)によるマレーシアでの水力発電1件。これらのプロジェクトによるCO2排出削減量予測は、合計で約210.2万トンCO2/年という。