パナソニック(株)は、2010年6月から、住之江工場で同社のリチウムイオン蓄電システムと三洋電機(株)の太陽電池を組み合わせたシステムの実証試験を開始したと発表した。今回の実証試験は、1)太陽光発電との組み合わせによるリチウムイオン蓄電システムの充放電検証、2)長期連続稼働によるリチウムイオン蓄電システムの信頼性評価、の2点を目的としており、これらを評価するために、太陽電池からの出力電圧・電流と、蓄電池の充放電特性のデータを計測する。使用する蓄電システムの蓄電能力は6kWhで、現在開発中のリチウムイオン電池モジュール4個と充電器で構成される。さらに、その電池モジュールは、ニッケル系正極を用いた高容量・高耐久性のリチウムイオン電池140個で構成される。同モジュールを組み合わせることで、家庭用蓄電や電気自動車用の動力源など、環境エネルギー分野向けの様々な用途に対応できるという。
情報源 |
パナソニック(株) プレスリリース
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機関 | パナソニック(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 太陽光発電 | リチウムイオン電池 | 電気自動車 | 太陽電池 | 三洋電機 | 実証 | パナソニック | 蓄電 | 充放電 | モジュール |
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