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 (株)ブリヂストン、太陽電池用接着フィルムの生産能力を増強

発表日:2010.07.20


  (株)ブリヂストンは、太陽電池の接着封止膜として使用されるEVAフィルム(エチレン・ビニル・アセテート フィルム)のさらなる需要増加に対応するため、磐田工場(静岡県磐田市)および関工場(岐阜県関市)の生産能力を増強すると発表した。両工場の生産能力を、現状の4200トン/月(2011年からの増産予定分含む)から2400トン増強し、2012年に6600トン/月とする予定。EVAフィルムは、太陽電池の発電セルをガラス面に固定する接着剤として使用されている素材で、水や紫外線に強いため、屋外での使用に最適とされている。近年、太陽電池の需要は世界的に急速に伸びており、中長期的にも欧州、北米や国内を中心に大幅な需要拡大が見込まれている。これに伴いEVAフィルムの需要も急増していることから、同社は今後も、状況に応じた生産能力増強等の施策を検討し、EVAフィルムの供給を通じてクリーンエネルギー普及への貢献を進めていくという。

情報源 (株)ブリヂストン ニュースリリース
機関 (株)ブリヂストン
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | 太陽電池 | ブリヂストン | クリーンエネルギー | 接着剤 | EVAフィルム | 生産能力
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